「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」の変更箇所を可視化してみました。


ここを見てる人のほとんどにはすでに周知のことだと思うので特に言及してなかったですが、「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」について。

有志の方が既存の条例や改正案のテキストをネットにアップするなどの活動をされてますが、いかんせん既存の条例に対するパッチという形であるため、ちょっと読んだだけでは全体的にどう変わったのかが分かりにくくなってます。

そこでちょっと遅きに失した感はありますが、既存の条例との差分がどのようになっているか、視覚的に分かりやすくしてみました。
東京都青少年の健全な育成に関する条例(差分)(PDF)
(2010-03-15 1:29 追記 : 著作権とか主張するつもりは全然ありませんので、自由に利用していただいて結構です。ただ、間違いとかあったらご容赦ください)

作成方法は、既存の条例に改正案の部分を手で打ち込んで、前後のテキストデータをSubversionに突っ込んだものを、Tracの差分表示機能で視覚化してあります。
若干誤字等あるかもしれませんが、ご容赦ください。

なお、元になったデータは以下のサイトから取得したものです。

現行の条例は東京都のサイトから。東京都青少年の健全な育成に関する条例

改正案は無名の一知財政策ウォッチャーの独言というブログの「JFEUG氏のファイルのさらに訂正版のテキストファイルへのリンク」にあるものを利用させていただきました。

で、自分でも全文を読んでみたわけですが、様々な場所で交わされている情報をいったん脇に置いて、気が付いたところを挙げてみます。(とりあえず表現の規制に関わる部分を中心に)

一番問題になっていると思われる、非実在青少年の部分。

(図書類等の販売等及び興行の自主規制)
第七条 図書類の発行、販売又は貸付けを業とする者並びに映画等を主催する者及び興行場(興行場法(昭和二十三年法律第百三十七号)第一条の興行場をいう。以下同じ。)を経営する者は、図書類又は映画等の内容が、次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、相互に協力し、緊密な連絡の下に、当該図書類又は映画等を青少年に販売し、頒布し、若しくは貸し付け、又は観覧させないように努めなければならない
(平四条例一九・平一三条例三〇・一部改正)
一 青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの (注:既存の条文にも同じ記述あり)
二 年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの(以下「非実在青少年」という。)を相手方とする又は非実在青少年による性交類似行為に係る非実在青少年の姿態を資格により認識することができる方法でみだりに性的対象として肯定的に描写することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの

ここは「青少年に販売し、頒布し、若しくは貸し付け、又は観覧させないように努めなければならない」とあり、「青少年」は「十八歳未満の者をいう」と定義されているので、18禁のゲームや漫画のようにゾーニングせよという規制に読めます。
また、対象となる表現として付け加えられたのは「みだりに性的対象として肯定的に描写することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」とあるので、例えば新條まゆさんが描く様な漫画は「成年」マークをつけて売れということでしょうかね。
一方、第七条第一号は既存の条文にもある記述で、さらに「次の各号のいずれかに該当すると認めるときは」という”or”の構造になっているため、非実在青少年が関係するのは性描写のみと読み取れます。
少なくとも、不良や暴力の表現に関しては、今回の改正案で強化されたというわけでは無いようです。

また、第三章の三で「児童ポルノの根絶に向けた気運の醸成及び環境の整備」が追加され、唐突に「児童ポルノ」が出てきますが、このあたりで、「児童ポルノ」の範囲をアニメ・漫画の二次元領域まで拡張するかどうかという話題と重なって来るかもしれません。
なお、ここで言う「児童ポルノ」は「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律(平成十一年五月二十六日法律第五十二号)」で定義されているものということです。

今のところ、児童ポルノに関しては「第十八条の六の三 事業者は、都が実施する児童ポルノの根絶に関する施策に協力するように努めるものとする。 」とありますが、その次の項で「青少年性的視覚描写物が青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害するおそれがあることに留意し、他の事業者と協力して、青少年が容易にこれを閲覧又は観覧することのないようにするための適切な措置をとるように努めるものとする。」とあるので、児童ポルノと「青少年性的視覚描写物」の扱いは別個に規定されるようです。

まだ完璧に追いきれてないですが、ざっと見た限りでは、ネットで見聞きした情報とは若干印象が違うように思えました。
表現の規制に関して言えば、どちらかというとゾーニングの範囲を強化する目的が強くて、さらに「非実在青少年」に関しては、性描写に限定されているようです。
当初はしずかちゃんや佐倉魔美(エスパー魔美)といった藤子キャラもアウトか?と思いましたが、「性交類似行為に係る」とあるので、少なくとも今回の条例だけではそこまででは無い様子。
ただ、「性交類似行為」というのが微妙に曖昧で、ギャグ漫画などでそれっぽいことを匂わせたりすると「成年」マークの対象になってしまうかも知れません(ケロロとか?)
そうでなくても、性描写を肯定的に描いた一般漫画などはたくさんありますし、「青少年に販売し、頒布し、若しくは貸し付け、又は観覧させないように努めなければならな」くなるので、かなり大きな影響はありそうです。
このあたり、例えば「合意に基づかない性行為を強要する描写を肯定的に描く」ことを規制の対象とするのであれば、もう少し違っていたかも、とか思います。
(一応、「不健全な図書類等の指定」に関わる第八条の改正では、「第七条第二号に該当するもののうち、強姦等著しく社会規範に反する行為を肯定的に描写したもので、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を著しく阻害するものとして、東京都規則で定める基準に該当し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあると認められるもの」とありますが、「社会規範に反する行為」がちょっと曖昧かも)

それにしても、法律の条文はただでさえ読みにくいので、これこそバージョン管理システムなどを使って誰でも差分を一目で確認できるようなシステムにしてほしいものです。

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「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」の変更箇所を可視化してみました。 への6件のコメント

  1. biac より:

    > ”or”の構造

    これ、そもそも第一号の内容が “or” になってますよね。

    第一号 = (性的感情を刺激) or (残虐性を助長) or (自殺 or 犯罪を誘発)

    したがって、「性的感情を刺激」することで「青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」は、実在だろうと非実在だろうと、現行条例で規制されているわけです。

    そして第二号も “or” で結合された構造なのですから、第一号に含まれないものが第二号には含まれていることになります。そうでないなら、第二号の範囲は第一号の範囲内に完全に含まれていることになり、第二号を追加する意味がありません。

    第一号+第二号 = ((性的感情を刺激) or (残虐性を助長) or (自殺 or 犯罪を誘発)) or (非実在青少年を性的対象として描写)

    すると、第二号に言う、「非実在青少年」…「描写することにより」…「青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」とは、「性的感情を刺激」しないものも含むことになります。
    実際、第二号の文面には、「性的感情を刺激」するかどうかということは表れていません。

    ですから、第二号の追加によって新たに規制されることになるものは、「性的感情を刺激」しないけれども「非実在青少年を性的対象として描写」したものである、と考えざるをえないですね。

    ※ なお、第一号の「性的感情を刺激し」と、法的概念としての猥褻が同じかどうか、私には分かりません。

    • kojiro より:

      > したがって、「性的感情を刺激」することで「青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」は、実在だろうと非実在だろうと、現行条例で規制されているわけです。
      そうですね。個人的には、この一文ひとつでその気になれば何だって青少年への販売を規制できるんじゃないかと思いました。
      ちなみに「性的感情を刺激」するものがどんなものであるかは施行規則にありました。
      http://www.reiki.metro.tokyo.jp/Li05_Hon_Main_Frame.exe?UTDIR=D:EFServ2ss000050B8Administrator&TID=2&SYSID=2012
      (ちょっ、このシステム、パラメータが…!)

      > すると、第二号に言う、「非実在青少年」…「描写することにより」…「青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」とは、「性的感情を刺激」しないものも含むことになります。
      なるほど、その発想はちょっとなかったですが、言われてみれば確かにそうです。
      そこで上の施行規則を見ると、「性的感情を刺激」とは「卑わいな感じを与え、又は人格を否定」するようなものであるらしいので、“そうでない”「非実在青少年」…「描写することにより」…「青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」を第二号で新たに販売規制の対象に追加したということですかね。
      そうするとやっぱり、少年少女漫画などで「卑わいな感じを与え、又は人格を否定」”しないような”非実在青少年を性的対象とした描写は描けなくなりそうです。(もちろん、18禁としては描ける)

      ただ、あたかも今回の条例改正案でそういう描写「青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発」するような表現が青少年への販売規制になるかのような発言はミスリーディングな気がします。
      「卑わいな感じを与え、又は人格を否定」するような性描写は、漫画やアニメであれ現行の条例と規則でも十分規制の対象なのですから^^;
      そういうのが規制される気配は今のところまったくないですが(絶対今後も無いとは当然言えません)。

      あー、だんだん「非実在青少年」を加える必要が出てきた経緯が判ってきた気がします。
      多分規制したい人の念頭にあるのは、小学生が読むような少女漫画で描かれるセックスなんですよね。
      話題になった少女漫画に限らず、「焼きたてジャぱん」みたいな少年漫画でもベッドシーンが出てきたりしてますし。
      でも「卑わいな感じを与え、又は人格を否定」”しないような”非実在青少年を性的対象とした描写で、しかもアニメ・漫画での表現に限定して青少年への販売規制の対象にしようとすれば…さらに「見た目16歳だけど設定年齢300歳だから(笑)」といった詭弁を封じる方法として、「非実在青少年」を定義したということですかね。

      また、上の解釈であれば、見た目18歳以上であればラブラブなベッドシーンを描いても青少年への販売規制の対象にはならないことになります。

      ありがとうございます、おかげで自分の中でかなり整理がつきました(笑)

  2. biac より:

    施行規則、ありがとうございました。
    ※ しかしヒドい造りだなw トップページすら無くて、どこのフィッシングサイトかと。 どうせお値段かコネかで発注したんだろーけど。ちゃんと Web の常識を分かってるとこに仕事出せよ~ > http://www.reiki.metro.tokyo.jp/

    で、固定 URL を見つけました。 (というか、挙げていただいた URL は直リン不可だった)
    現行条例: http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_honbun/g1012150001.html
    施行規則: http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_honbun/g1013367001.html

    教えていただいた施行規則の「性的感情を刺激」について。
    まず、これは八条についての説明なので、そのまま七条にも適用されるのか、というかすかな疑念があります。 (いや、イコールだと考えて間違いないとは思いますけど。)

    そして、これまた難しい “or” が書かれてますね。

    「卑わいな感じを与え、又は人格を否定する性的行為を容易に連想させるもの」
    は、
    「卑わいな感じを与えるもの」 and/or 「人格を否定する性的行為を容易に連想させるもの」
    というこでいいんでしょうね。 ひょっとすると前半は「卑わいな感じを与え性的行為を容易に連想させるもの」という可能性があるかもしれません…。
    ここで「人格を否定する性的行為」とは、たぶんレイプやセクハラ等の、本人が望まない性的行為を意味しているのでしょうね。 (「性的行為」であって、「性交」でも「性行為」でもありません。 「性的行為」の定義は、条例・施行規則の中には書いてないようです。)

    次に、「どのようにして」の部分が、また or で。
    「全裸若しくは半裸又はこれらに近い状態の姿態を描写することにより」 and/or 「性的行為を露骨に描写し、又は表現することにより」(あと2つ、ソフトウェア・類似のものは省略。)

    以上の組み合わせをとると、

    「全裸若しくは半裸又はこれらに近い状態の姿態を描写することにより」「卑わいな感じを与えるもの」
    and/or
    「性的行為を露骨に描写し、又は表現することにより」「卑わいな感じを与えるもの」
    and/or
    「全裸若しくは半裸又はこれらに近い状態の姿態を描写することにより」「人格を否定する性的行為を容易に連想させるもの」
    and/or
    「性的行為を露骨に描写し、又は表現することにより」「人格を否定する性的行為を容易に連想させるもの」

    …は、「著しく性的感情を刺激するもの」であり、現行条例の第八条の指定・第九条の規制を受けることになるわけですね。 (ただし、「卑わいな感じ」の定義がこれまたありませんけど。)

    そうすると、「小学生が読むような少女漫画で描かれるセックス」というのはどうなんでしょう? 現行条例でも十分に規制できるように思います。

    > 見た目18歳以上であればラブラブなベッドシーンを描いても青少年への販売規制の対象にはならない

    それは違うのでは。現行施行規則の「性的行為を露骨に描写し、又は表現することにより」「卑わいな感じを与えるもの」に該当しそうな気がします。

    • kojiro より:

      施行規則への固定リンクありがとうございますm(__)m
      コメントしたときには眠い上に咳が酷かったのでそこまで検索しきれていませんでした^^;

      >そして、これまた難しい “or” が書かれてますね。
      いっそ条文の注釈として論理式でも書いてくれればいいのにと思います(笑

      >そうすると、「小学生が読むような少女漫画で描かれるセックス」というのはどうなんでしょう? 現行条例でも十分に規制できるように思います。
      ということですが、「卑わい」という言葉を調べてみると「いやらしくてみだらなこと。下品でけがらわしいこと」(広辞苑(第6版))ということで、個人的にはかなりネガティブな印象を持つ言葉に聞こえます。
      それこそ現行で成年マークを付けられているような作品のことを指しているのではないでしょうか。
      と思ったのですが、「いやらしくてみだら」ともあるので、自身が無くなって来ました^^;
      まさに「人それぞれに解釈が分かれる状態」ですね。

      ただ、この施行規則は平成16年から存在し、それから5年経った今になって「非実在青少年の性行為」を青少年に対して販売規制できる条文を付け加えてきたということは、逆説的に言えば現在の条例・施行規則では青少年への販売規制の対象にできなかったということではないでしょうか。
      (もちろん、100%推測です(笑))

      >それは違うのでは。現行施行規則の「性的行為を露骨に描写し、又は表現することにより」「卑わいな感じを与えるもの」に該当しそうな気がします。
      とのことですが、現行の施行規則では現実に販売規制できず、新しい条例も18歳未満の「非実在青少年」を対象にしていることから、該当しないと判断しました。
      ちょっと苦しい解釈ですかね^^;

      ところで話は逸れますが、7条や8条というのはいつからあったんでしょう。
      条例自体は昭和39年からあるものですが、途中の改正履歴は無いため、どのように変わって行ったのかは分かりません。
      ただ、ひょっとしたら「恣意的に解釈できる」状況というのはもう何十年も前からあったのかも?

  3. 平次 より:

    ご意見興味深く拝見させていただきました。
    若干補足すべきだと思うところがあり、敢えて書き込ませていただきます。
    >そうするとやっぱり、少年少女漫画などで「卑わいな感じを与え、又は人格を否定」”しないような”非実在青少年を性的対象とした描写は描けなくなりそうです。(もちろん、18禁としては描ける)

    ここに強い疑問を感じました。「18禁としては描け」ないと思います。
    というのは、条例を良く読んでみると、「非実在青少年を性的対象とした描写」は改正条例8条第1項第2号において不健全図書指定を受けることとなります。

    その不健全指定図書ですが、条例9条の3において勧告対象となっています。
    そこをよく読むと、従来の条例では8条2項から4項までに違反したもの、つまりきちんと18禁にしてゾーニングをしてないもののみが都の勧告の対象となっていました(現行条例の9条の3 第2項)。
    大人に向けて出版し販売する事には何ら規制力が及ばないのです。
    ところが改正条例では8条第1項に繰り返して指定されたもの、つまり非実在青少年の性行為を繰り返して描写したものに関しては、都の勧告の対象となるよう追加されました(改正条例の9条の3 第2項)。

    要するに、この改正条例は、単に出版されたもので、青少年の目に触れないよう配慮されたものであっても、都が勧告という形で規制すると言ってるとしか読めません。
    勧告に違反するとどうなるかといえば、第25条に罰則規定があり、30万円の罰金が科せられます。

    これでは18禁であろうとなかろうと、非実在青少年の性行為を描くことは極めて危険だと言えるでしょう。
    私の考えるところでは、判断力を有する大人に関しては、極端にひどい描写でないかぎり、どのようなものを読もうと自由だと思います。
    極端に酷いとは、時代、文化を超えても一般的に許容できないもののことだと思います。
    外国では10代前半で結婚し出産することが許される社会があります。日本だって江戸時代まではそういう事もあったのです。
    18歳未満の性行為を規制してるのは、歴史的にはたかだか、近代と現代のわずかな時間に過ぎず
    地理的には日本という小さな国の中の事に過ぎません。

    漫画は、4000年前や10000年後の社会を描くことができ、それを絵とストーリーを組み合わせることで、説得的に描写することが可能です。
    日本から20000キロ離れた小さな部族の、若者たちの幸せな性交をまさに目に見えるように描けるのです。
    この条例は、その漫画の持つ無限の可能性を殺ぐものだとしか思えません。
    単に18禁にしておけば大丈夫だという風に、納得してもらうのは困るなあ、と私などは思ってしまいます。

  4. 斉藤 より:

    http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/
    このサイトで条例分の問題点を分かりやすく説明しています。

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